2020年6月に改訂された「自然災害調査士® 基本テキスト 改訂第二版」にて公表した「建物証明書の発行」について、詳細を掲載いたしますので、旧版テキストをお持ちの協会員様は必ずご確認ください。
「建物証明書」は、自然災害調査士が調査した家屋の状況記録を目的とし、「調査報告書」の登録日を、事故前の建物状況の確定日付として、協会が証明するための書類になります。
また、登録後に台風などの自然災害を受けた際や、年月が経過した後、再度調査を行うことにより、メンテナンス・修理の必要な箇所、自然災害による被害箇所などが明確となり、家主様への修繕提案や、保険会社の申請手続きに使用することが可能です。
登録、申請用のフォームは、現在制作中ですので、後日お知らせいたします。
「調査報告書」登録について
自然災害調査士は、家屋のメンテンナス時期判断のため「家屋の劣化」か「自然災害による被害」かを見極める調査を行い、その結果を報告書として作成してください。
その「調査報告書」を、当協会データベースに登録可能(無料)です。
登録した報告書に「受付番号」が発行されますので、大切に保管してください。「調査報告書」と「受付番号」はデータベースに保存(保存期間上限5年)され、「建物証明書」を発行(有料)するために必要となります。
保管期間 | 上限5年 |
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登録料 | 無料 |
登録方法 | 当協会ホームページ、登録フォームより ※詳細は決まり次第、ご案内いたします。 ※報告書は撮影またはスキャンした画像データを登録してください。郵送での受付は行っておりません。 |
注意事項 | ※調査報告書登録後に、受付番号が発行されます。番号紛失時に番号は再発行はできませんので、大切に保管してください。 ※報告書の書式は自由となっております。ご自身で作成した報告書のフォーマットをご用意ください。 ※当協会では被害判断の可否はいたしません。あくまで現況家屋の調査内容の登録となります。 |
「建物証明書」発行について
「調査報告書」保管期間内に、登録時に発行された受付番号を利用して、当協会申請フォームより発行を申請してください。
申請後、発行手数料のお振込先をご案内いたしますので、7日以内に指定の口座にお振込みお願いいたします。入金確認後、5営業日以内に「建物証明書」を、協会に登録している住所に郵送いたします。
発行手数料 | 5,000円+税(送料込) |
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お支払い方法 | 銀行振込のみ ※恐れ入りますが、お振込手数料はご負担お願いいたします。 |
お支払い期限 | 申請日より7日以内 |
申請方法 | 当協会ホームページ、発行申請フォームより ※詳細は決まり次第、ご案内いたします。 ※発行には、登録時の受付番号が必須となります。 |
注意事項 | ※お支払い期限を過ぎた場合は、再度申請から行ってください。 |
「調査報告書」登録から「建物証明書」発行までの流れ
1家屋調査・「調査報告書」作成する
依頼を受けた家屋の調査を自然災害調査士が行い、その調査内容を元に、状況の記録として「調査報告書」を作成してください。
2「調査報告書」の登録する
当協会ホームページ、登録フォームより「調査報告書」を登録してください。登録後、受付番号が発行されますので、大切に保管してください。
3「建物証明書」を発行申請する
当協会ホームページ、申請フォームより「建物証明書」の発行を申請してください。発行の際は「2」で発行された受付番号が必要となります。
4発行手数料のお支払い
申請後、お支払いの詳細が記載されたメールが送信されますので、7日以内に指定の口座までお振込みお願いいたします。
5「建物証明書」の郵送
入金確認後、5営業日以内に当協会にご登録している住所へ「建物証明書」を発送いたします。受け取り後は必ず内容をご確認ください。
ご注意ください自然災害認定書は廃止となります
自然災害認定書は、自然災害調査士が家屋の状況や自然災害による被害状況を調査・診断し、その結果を報告書としてまとめ、申請することで、当協会の認定のもとに発行される書類でしたが、「自然災害調査士® 基本テキスト 改訂第二版」発行に伴い、自然災害認定書を廃止し、「建物証明書」として統一いたします。
基本テキスト 改訂第二版は購入可能です
「自然災害調査士® 基本テキスト」「協会員専用テキスト実務診断基準手引き書」は、2020年6月に「自然災害調査士® 基本テキスト 改訂第二版」として一冊にまとめられ、内容も改訂されました。
基本テキスト改定第二版」として、政令や法令の改正に伴う基準変更に対応、建築士でも分からなかった被害調査の方法や書式もリニューアルされており、自然災害調査士®の意義、需要ともに一層高まる内容となっております。
こちらのリンクより、購入可能です。
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