避難場所などの災害種別図記号の表示(ピクトグラム)を覚えておきましょう

災害が発生した際に避難する「指定緊急避難場所」や「避難場所」には、誰が見てもひと目でわかるように避難所のマークが表示されていますが、避難場所には、それぞれの災害に適した用途が指定されているのをご存知でしたでしょうか?
 
 大規模な火事、洪水などの際に避難するには適していますが、大地震による津波が発生した場合、その避難場所は低い箇所にあり、避難に適していないという可能性もあります。
 こちらのどのような災害の時に利用すれば良いのかを表した「災害種別図記号」の表示規格(ピクトグラム)は、「災害種別避難誘導標識システム」と呼ばれ全国に運用が広がっています。
 避難所などの表示が各自治体で異なっては、避難する際に混乱する可能性があるので、全国で統一されるよう昨年より内閣府 防災担当と総務省消防庁による呼びかけが行われています。

 避難場所はその施設や場所などの条件により、災害の種類によって利用目的が異なります。このピクトグラムを表示した看板などを避難所に設置することで、その避難所が対応している利用目的が一目瞭然になり、すみやかに避難することにも繋がります。
 そして、これらの表示を覚えておくことで、観光などで初めて訪れた地域で自然災害が発生し、避難する必要がある時でも役立ちます。

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