7月14日に気象庁より発表された「平成29年7月5-6日の福岡・大分県での大雨の発生要因について」で、今回の記録的な豪雨となった発生要因について詳細が公表されました。
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7 月 5-6 日に発生した福岡県・大分県での大雨では、対馬海峡付近に停滞した梅
雨前線に向かって大気下層に大量の暖かく湿った空気が流入するとともに、上空に
平年よりも気温が低い寒気が流入したため、大気の状態が非常に不安定となってい
ました。このような大気状態が持続する中、九州北部にあった地表の温度傾度帯(冷
たい空気と暖かく湿った空気の境界)付近で積乱雲が次々と発生しました。上空の
寒気の影響でそれらが猛烈に発達し、東へ移動することで線状降水帯が形成・維持
され、同じ場所に強い雨を継続して降らせました。
出典:平成29年7月14日報道発表資料 気象研究所
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図解など詳しい情報が公表されていますので、ご興味のある方は下のリンクからご覧ください。
↓平成29年7月5-6日の福岡・大分県での大雨の発生要因について(気象庁)
http://www.jma.go.jp/jma/press/1707/14b/press_20170705-06_fukuoka-oita_heavyrainfall.pdf
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