自然災害調査士についてのご質問をいただきました

お電話やメール、またはお問い合わせフォームから自然災害調査士についてや、認定試験についてのご質問やお問い合わせをいつでも受け付けております。以前、メールフォームからこのようなご質問をいただきました。
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 知り合いから自然災害調査士について聞いたのですが、
具体的にどのような場面で調査士の資格を活かせるでしょうか?
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※ご本人の許可を得て一部を抜粋して掲載しております。
 自然災害調査士には興味はあるものの、どうやって役に立てればいいか具体的に教えて欲しいとのことでした。
 「自然災害調査士」は家屋が被害を受けた際、専門家として被害調査・アドバイスをすることが可能です。民間で活躍する自然災害コンサルタントとしての活動が可能になります。また、すでに調査士を取得し活躍されている方の例をあげて、説明させていただきました。
 お一人は工務店の代表の方で、従業員に取得させたいとのことでお問い合わせがありました。そちらの工務店では火災保険の申請をサポートしているので、「自然災害調査士」をその業務に活かしたいとのことでした。火災保険は火災だけではなく風害・雪害・雷などの自然災害で受けた被害で申請可能です。台風や大雪などで屋根・雨樋が壊れ、修理費の捻出で困っていたお客様の火災保険申請をサポートすることで、手出し無く修理できることができるので、今でも非常に喜ばれているそうです。
 火災保険の申請は契約者ご自身で行わなくてはなりません。ですが、屋根に登って被害箇所を確認し、それを元に業者に見積依頼、そして保険会社に申請する。被害箇所に確認に保険会社からアジャスター(鑑定人)が来るので、それも対応して、、、一人で行うには非常に手間がかかりますし、屋根に登るのも危険です。専門知識をもって被害箇所の調査から火災保険の申請までサポートできる、それが「自然災害調査士」です。
 もう一人は一般の会社員で、昨年の熊本地震の際、ご親戚の自宅が被害にあったため、修繕するための支援策の紹介や、罹災証明書の申請の仕方などサポートしてあげたとのことです。大規模災害の時にも被災地に行かなくても、情報を伝えることで被害に遭った方を支援できます。
 ご質問頂いた方はその後すぐに、認定試験をお申込みいただき合格されました。協会認定ライセンスカードを発行した後に教えて頂いたのですが、その方も工務店に勤務されている方で、今では火災保険の申請に「自然災害調査士」を役立てられているそうです。
 新設して1年でまだ広く知れ渡っていませんが、これからも「自然災害調査士」を取得した方が活躍できる場を広げられるよう当協会としても努めていきます。
また、お問い合わせはメールフォームで随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
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