台風19号による猛烈な雨の影響で、大規模な洪水被害が各地で発生しました。
堤防の決壊により住宅地をのみ込むほどの大規模な浸水被害となり、特に長野県の千曲川をはじめ、栃木県、茨城県、埼玉県、宮城県などの10の河川で決壊が発生しました。
また宮城県から三重県にかけての77の河川で水が堤防を乗り越える「越水」なども発生しました。
土砂被害も含めて現時点では、11県で73人以上が死亡、13人が行方不明になっています。
負傷者も多数にのぼり孤立状態になった地域も多く、警察や消防、自衛隊がゴムボートやヘリコプターなどを使っての捜索や救助を行いました。
他にも公共施設、商業施設に多大な被害が発生しました。
北陸新幹線の全車両の3分の1が水に浸かり廃車のおそれ、中央道や圏央道の高速道路の1部区間で土砂崩れ、各地のスーパー、ホームセンター、コンビニ、ドラッグストアが浸水被害で営業を見合わせています。
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