最強級の台風15号が関東沿岸部に深刻な被害

台風15号が首都圏に猛威を振るいました。

関東では記録的な暴風が吹き荒れ、千葉県千葉市で最大瞬間風速57.5メートルを観測しました。

関東上陸では最強級とされる台風15号は、電柱や木々をなぎ倒し、屋根の飛散や車の横転、道路の冠水などが発生。

また、工事現場の足場の崩落、ゴルフ練習場のネットや鉄骨が住宅街に覆いかぶさるように倒れるといった深い爪痕を残しました。

交通機関も始発から電車の運転の見合わせが相次ぎ、通勤、通学の足に影響が出ました。

さらに東京では、強風にあおられて50代の女性が建物にぶつかり死亡したほか、千葉県では80代の男性が倒木の下敷きになり死亡。

千葉県、神奈川県を中心に広範囲な停電も発生しており、全面復旧の見通しはまだ経っていません。

なお台風が過ぎても雨で地盤が緩んでいるので引き続き土砂災害などに注意してください。

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