災害遺構

 私たちが住む日本は昔より、地震や津波、洪水など自然災害が多く発生しています。被災した先人たちが遺した様々な書物や石碑、歌などでもその記録を見ることが出来ます。そのような「災害からの教訓を将来に残したい」と意図して残された構築物や記録、情報などは「災害遺構」と呼ばれています。今を生きる私たちは、その「災害遺構」を通じて、先人たちが得られた教訓を防災・減災に活かす事が可能です。
  例えば、岩手県宮古市には、過去の津波が発生した際に、ここまで波が来たという印のために石碑が建てられていますが、この石碑より高い場所に住んでいた方は、東日本大震災の津波の被害を受けませんでした。このように、昔に災害が発生した地域では、今後も発生する可能性もあります。あなたのお住いの地域に、災害に関する石碑や言い伝えはありませんか? 大規模な災害では尊い命が失われる危険性があります。先人たちの教えを教訓として、いつ発生するかわからない自然災害に備えることが大切です。
詳しくは→災害遺構とは?(TEAM防災ジャパン)

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