屋根の下についている雨とい。
実はまっすぐなように見えて、勾配がついています。
そもそも雨といの役割とは、
『屋根から流れてきた雨水を集めて、排水管に流す』
ことです。
標準的な勾配として用いられている設計上の数値は
1/300
です。
例えば、8mの雨といの場合ですと、
高さの差が24mmになるように勾配を付けないといけない、
ということになります。
目視ではなかなか判断つきにくいぐらいのわずかな勾配です。
但し実際、施工上ではここまで厳密になされてないこともあります。
現場の判断で設計値より大きめの勾配をつけるケースもあります。
大きく勾配がついていても、
雨とい自体がまっすぐであった場合は自然災害によるものではありませんので、注意が必要です。
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